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日常雑記中心でたまに私用ネタメモとかSSSとか。
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 キラは知らない。
 あの日、彼奴の言葉が俺にとってどれだけ嬉しいものだったか。
 それまで俺が出会った奴らは皆、『ザラ』の名を通してしか俺を見ようとしないか、同様の立場にある者達ばかりだったから。
 もしかしたらただ鈍いだけかもしれないが、何の気負いもなく、当たり前のように俺をただの『アスラン』として接してくれるあいつの存在が、どれだけ俺の中に焼き付いたか…。
 今までこんなにも深く俺の心に入り込んだ奴なんていなかった。
 まして、不快に思うどころか『手放せない』と感じるほどに執着する相手なんて、一生出会えっこないと思っていた。
 そんな俺の価値観を根底から覆したのは御前なんだから、ちゃんと責任は取ってもらわないとね。
 だからキラ、覚悟してね?
 俺は、どんな手を使っても御前を手に入れるから…。


 麗らかな春。
 国内屈指の名門校と名高いザフト学園でも、正門から続く大通りでは桜舞う絢爛の時季を迎えていた。
 新学期となるこの日、高等部では一人の専任講師を招いたのだが…その就任自体が異例尽くしで、事前に情報を得る事が出来た者達は、皆一様に件の人物に興味を示していた。もっとも、当の本人は、そんなことを知る由もなかったが。

「なんか…早く来過ぎちゃったかなぁ?」
 はらはらと舞い散る桜をぼんやりと見上げながら、他に人気のない通りに立ち尽くした人物は呟いた。言葉にやや覇気が無いように感じられるのは、すっかり桜に魅せられているせいだろうか。



 携帯のメール保存枠いっぱいで新規作成出来なくなったので、書き掛けネタをアプしてみる。<ちなみに年の差アスキラネタなのです(笑)

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「うっ!」
「カガリ!?」
 …だから言ったんだ、『ちゃんと捕まっていろ』と。
 傷を負った少女に向けたにしては、いささか冷淡な感情を覚えながら、気に食わない相手とはいえ、与えた役割を果たしてもらうまではと自らに言い聞かせながら、戦闘領域から下がる。

 空賊ザフトの一員にして最年少の少年アスラン(13)は、年の割に彼の兄貴分にあたる者達より冷静だと言われる位、落ち着きのある少年だ。
 何かと粗忽な兄貴分達に代わって戦利品の管理を一手に任されている彼は、先日、悪徳貴族から頂戴した品々のリストを作るべく宝物庫で作業をしていたのだが…そこで運命の出逢いを果たすことになる      




 辺境宇宙にある銀河系…の更に辺境にある太陽系。
 此処の第3惑星付近は、宇宙でも数少ない『ゲドルトの海』があり、そこに生息するヴァイア〜通称・宇宙イカ〜は珍味として広く宇宙に知れ渡っているし、それらを補食対象とする全宇宙においても絶滅危惧種に指定されているエヴィデンス01〜通称・羽クジラ〜が生息することでも知られており、宇宙連合により特別保護地域に指定されている。

 とある辺境宇宙にあるフラレトラの星。この星の王族にはある掟があった。
『成年に達した者は伴侶を得るため旅に出るべし』
 ことのほか大らかな国民性ではあるが、これだけは人類発祥当初から受け継がれてきた唯一不可侵のものとして、文明が発達した現在も守られ続けている。


…なんか話の雰囲気と合わないのでボツってみる。<冒頭文。

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