ReN-Ka:年々出生率が低下しているコーディネイターの中でも、女性は特に生まれにくくなっていることを受けて研究されている女性型人工子宮。またはそれを開発するためのプロジェクト名。発案者は人工子宮研究の第一人者でもあるユーレン・ヒビキ博士。基本的にジーンバンクに登録されている女性のデータを元に生み出されたクローンが素体となる(『オーダーメイド』は依頼主がデータを提示して作らせるケースが大半である)。オリジナルの女性との区別化のため、生後間もない頃、体内にチップを埋め込まれ、またただ一人を主人と定め、その人のみに仕える行動制限をあらかじめ本能として刻み込まれている。
恋花:ReN-Kaプロジェクトの不随物として生まれた子を育めない個体の総称。中には大量の毒素を含み暗殺用に生み出されたものもあり、それらは『徒花』と呼ばれる。
連果:ReN-Kaプロジェクトの成功体の俗称。依頼を受けて生み出された個体は『オーダーメイド』と呼ばれ、生涯普通の女性と同じく優遇される。反面、『レディメイド』と呼ばれる量産型規格品は、『主人』を選ぶ権利こそ与えられるが、その待遇は様々で、『人間』として扱ってもらえることは稀である。
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