忍者ブログ
日常雑記中心でたまに私用ネタメモとかSSSとか。
| Admin | Write | Res |
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
(07/14)
(07/14)
(07/14)
(07/14)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
緋月夕依
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「一先ずあれらが完成するまで、この『セイバー』でミネルバに合流するといい。…オーブの姫がアレでは、『姫君達』もいずれ『大天使』と共に、舞台に立たざるをえないのだろう?」
 その為の大義名分の手配を頼まれたからね。そう訳知り顔で言った共犯者に苦笑で返事に代えた。

「…こんなもの寄越して、いったい何を期待しているんだろうね?『代表首長サマ』は」
「まぁ良いではありませんか。『オーブ』を動かす分には、それなりに使えますわよ?」
 あくまでも他力本願な内容の手紙は不快感しかもたらさない。だが、手駒としての有為性は、まだ…ある。

「でも、ソレを認めちゃったのはカガリでしょ」
 自身のいたらなさを棚上げして嘆く姿には、嫌悪しか湧いてこない。

「何考えてんだよ、アイツ!?訳わかんないっての!!」
 何も知らされていないが故に、憤りばかりがつのっていく。…本当は、憧れすら抱いているのに。

「良いのですか?あいつには何も教えないで」
「…アレに今教えたところで上手く立ち回れるとは思わないが。…時期が来れば、嫌でも理解するだろう」
 自分達がコーディネイターの中でも如何に特異な存在であるか、それは自分自身で認識しなければ、何の意味もなさないのだから。

「オーブ軍は今すぐ撤退しろ!!」
 既に戦端は開かれているにも関わらず、突如割り込んできた道化は無理難題を口にする。
「…キラ、何でアレを好きにさせている?」
『だってさ、鬱陶しいんだもん。ラクスが言うから一応助けてあげたけど、いい加減自分が役立たずだって認識してもらわないとね』
 そのセリフから、如何に愛しい半身が要らぬ我慢を強いられているかが窺い知れた。

「」

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Font-Color
Mail
URL
Comment
Pass
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
designed by Himawari-you * phot by Art-Flash
忍者ブログ [PR]